B.木造住宅の施工計画 |
06.工程計画 |
SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012 |
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(B061) |
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木造住宅の工程計画を作成するために、参考となる標準工数、標準作業所要日数などのデータは、どうすれば入手することができるのでしょうか。 |
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アメリカでは、戸建住宅のための詳細な工数データを収録した本が毎年出版されていますが、日本では出ていません。木造住宅の現場工数に関しては、これまでに住宅関連公益団体や業界団体によって、実施されています。出版はされていませんので、そうした団体に問い合わせしてみるのもよいと思います。
しかし外部のデータに頼らず、社内で現場管理の経験のある関係者が集まり、討議しながら標準日数を決めてゆくのがもっとも簡単で確実な方法だと思います。
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(B062) |
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現場での施工での遅延リスクは、降雨や強風など天候によるものが多いと思います。梅雨や秋雨、台風など季節によって異なるはずです。こうした季節ごとの違いをどう遅延リスクに反映すればよいのでしょうか。 |
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観測地点ごとの過去の平均降水量がわかれば、それを参考に遅延リスクを変えることもできます。理科年表に掲載されていますが、インターネットで気象庁のホームページで調べることもできます。気象庁の気象統計情報/過去の気象データ検索
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
で、「日ごとの平年値を表示」で1981から2010年の過去30年間の平年値を調べることができます。
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(B063) |
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バーチャート工程表をExcelで効率的に作成しようと思いますが、どのような方法があるのでしょうか。 |
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まずExcelに添付されているVBA(Visual Basic for Application)のプログラミング機能を用いて、自作する方法があります。縦軸の作業欄の開始日と終了日を参照して、セルを塗りつぶすようにし、他の日のセルは、塗りつぶしを解除するようにすれば、開始日と終了日を入力するだけで、バーチャートを作成することができます。
またExcelバーチャート工程表のフリーソフトも、ネットからダウンロードして、活用することもできます。
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