A.木造住宅と現場管理 01.木造住宅の現場管理  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
戸建住宅 (こだてじゅうたく)
戸建住宅は、集合住宅とは異なり、1つの敷地に一世帯が居住する住宅のことである。2003年の住宅調査では、戸建住宅が2649万戸(56.5%)、共同住宅が1873万戸(40.0%)、長屋建てが148万戸(3.2%)となっている。
木造軸組構法 (もくぞうじくぐみこうほう)
木造軸組構法は、建築構造の木構造の構法のひとつで、北米から入ってきたツーバイフォー工法の木造枠組壁構法と区別するために名付けられた。日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた構法で、在来工法とも呼ばれている。
工務店 (こうむてん)
施主から住宅の工事を請け負い、住宅工事がスムーズに行えるように、大工、左官、板金、電気、水道など専門工事業者の手配を行うなど、工事のマネジメントする業者のことである。第二次世界大戦の後、税制が改正され、自営業より法人の方が節税できることから、戸建木造住宅の工事請負業者が、工務店を名乗るようになったと言われている。
現場監督 (げんばかんとく)
建設会社や工務店より土木、建築の現場に派遣され、工事の段取りを計画に基づいて決め、職人への指示、指揮、采配などを行う。大きな現場では常駐するが、ちいさな現場では常駐しないことが多い。