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新垣家住宅「しむじょう」 |
| 那覇市首里の高台（沖縄県那覇市首里末吉町2-124-2）に位置し、ゆいレール「市立病院前」駅から坂道を１０分ほど上った住宅街のはずれにある、沖縄そばの名店「しむじょう」。主屋は、文化庁の登録有形文化財に指定されており、古き良きウチナー（沖縄）の民家の面影を留めている。「しむじょう（下門）」とは、この屋敷「新垣家」の屋号を意味しているという。 |
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この石垣とヒンブンは、１５０年前のままである。ヒンブンを介して母家の屋根が見える。沖縄の伝統民家のたたずまいを残している。 |
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| 150年ほど前に建てられ、そのままの形で1952年（昭和27年）に建て直された赤瓦の母屋。昔ながらの石垣やヒンプン（目隠し）、フール（家畜のトイレ）が残っており、国の登録有形文化財に指定されている。また、店の周囲には琉球国王も参詣した「末吉宮跡」や、地域の生活を支えた古井戸「西ヌカー」など多くの史跡が点在している。 |
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| 南面する敷地のやや北方に建つ。桁行６間半，梁間４間の規模で建築面積は97㎡，木造平屋建，寄棟造，瓦葺。東側に６畳間及び４畳半間２室を並べ，西側に板の間の台所及び土間をとる、板の間南側に玄関を構える。赤瓦屋根の外観は沖縄独特の景観を形成している。 |
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| 西側にはかつて使用していた豚の飼育小屋（方言で “フール” ）。豚小屋と直結した人間用のトイレ。戦後、衛生上問題から廃止されている。 |
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| 主家は沖縄そば店ということで開放的になっている。 |
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Last modified: Jan. 31 15:00:00JST 2024 (c) Dr.Shigeaki Iwashita |