地頭代の家
王朝時代に現在の市町村にあたる間切(マギリ)の地頭(領主)の代官が地頭代である。
地頭代の家の間取りは沖縄の民家として典型的なものになっている。主屋は表側に床の間、仏間、居間の三つの部屋、それぞれ一番座、二番座、三番座と呼ばれている。裏側には子女の居室であるい一番裏座、二番裏座、地炉のある三番裏座となっている。
直交するように設けられた離れは、隠居部屋や客間などに使われた。
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