転形劇場略年譜

1968年

劇団創立

1970年

赤坂の工房を拠点に,太田省吾の作・演出で本格的活動開始

〜1976年

作品には,『乗合自動車の上の九つの情景』(70)『桜姫東文章』(70)『黒アゲハの乳房』(71)『花物語』(72)『赤馬夜曲』(72)『金糸雀料理』(73)『老花夜想』(74)『喜劇役者』(75)『硝子のサーカス』(76)があり,75年,はじめての外国公演,ポーランド4都市での公演を行った。

1977年

『小町風伝』を初演。
この作品は,以降,銕仙会能舞台での数次の再演や,利賀国際演劇祭,大阪,ロンドン,パリなどでの公演を重ねている。上演回教約80回。
この作品で,岸田戯曲賞を受賞。

〜1980年

『風枕』(78)『抱擁ワルツ』(79)『裸足のフーガ』(80)

1981年

『水の駅』を初演。
この作品は,以降,国内外24都市で公演を重ね,上演回数約200回。『小町風伝』ロンドン・ストックホルム公演

1982年

『死の薔薇』初演。(後に『プラスチック・ローズ』と改題)

1983年

『水の駅』∃ーロッパ公演。(ワルシャワ・アントワープ・パリ・アムステルダム・ミラノ・デュッセルドルフ・ロンドン等9都市)

1984年

『水の駅』『小町風伝』『死の薔薇』三作連続公演
『水の駅』オーストラリア公演。(アデレード・パース)
紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。

1985年

『地の駅』初演。
『プラスチック・ローズ』赤坂工房最終公演
転形劇場T2スタジオを練馬氷川台に開設
『千年の夏』初演。『水の駅』ロングラン公演開始。(86年12月まで毎月最終土日)

1986年

『↑(やじるし)』初演。
『風の駅』初演。

1987年

『小町風伝』ロングラン(春夏秋冬)公演。パリ,大阪松本でも上演。
『水の休日』初演。ひきつづき,横浜,芦屋で上演。

1988年

『水の駅』アメリ力・カナダ公演。(モントリオール・トロント・ニューヨーク・ロスアンゼルス・シカゴ)
『水の駅』韓国公演。(釜山・ソウル)
ラストステージ連続公演『小町風伝』『水の休日』『水の駅』。
12月,転形劇場解散