近 況 報 告


 

1999年11月11日

ニュースリリース用の写真撮影。

 

1999年11月7日

随分間が空いてしまいました。
もうあと20日を切り、実際の稽古は15日くらいでしょうか?
らっぱ屋の弘中さん、NHKの朝ドラ出演が再び決まり2日ほど大阪に、いくのと、高齢者役者?にも休みがないとやれないのでまああと2週間かな?ゾーー。
稽古はなごやかに進行しているし、高見さんの演出も本をただやるのではなく、平田さんの想像しなかったようにヤッタリするので興味ぶかい。わたしには彼女の要求がとても良くわかるが、出来ないことが多い。なんとかクリアーしたい。
開運ラジオという芝居にはいってから、良いことが沢山あった。人間は思いこみに左右されるからかもしれないが、皆に良いことがあるような気がしてくるから不思議、去年の「血まみれのんちゃん」のときは血まみれになっちゃったし、今度「開運ラジオ」だとたとえば、平田さんは、詩のボクシングで勝ちゃうし、弘中さんはもう一度「あすか」に出演が決まった。私はまだ内緒だけど、とーても運がよいことがあった。大崎さんはまだ、とぼやいているが…。高見さんには聞いてないが、きっと良いことありまーーす。
観に来てくれたお客さんにも良いことありますから是非来てくださーーい。
     

 

1999年10月14日

今日はモードの稽古場を借りた。昨日はプロトシアター、明日はカンバス、ジプシーの様に稽古している。大変だけど、今日初めてお茶を沸かして(沸かせられない所がある)イギリスで買ってきたストロングブランドの紅茶と、こりゃまたイギリスで買ってきたお菓子で休憩、なかなかオツなもんだ。女ばかりの稽古初めてだけど、結構いいもんだ。(私だけ思っているかも?)
いよいよ明日一日で10日位休み。大崎さん公演(青山円形劇場22日―24日)弘中さん、NHK朝ドラ出演のため大阪、よって出来ない。明日が、第一段階の締めくくり。
少し長く空くのが不安だけど、楽しくやっているので、私の首(頚椎ヘルニア十頚椎症)も思ったよりぜんぜんOK、ものすごくハードに動いたり口がくたびれる位しゃべるのに、ストレスが少ないようで、血流が悪くならないみたい。悩むと、血管が収縮してしまうのだそうで、先生から「穏やかのきもちで生活しなさい。」と言われたことあるので、いま穏やかなのか、嵐の前の静けさか?ワッカンナーイ。でもうまくいくとかなり良い線いくかもー。楽しみにしていてくださーい。

 

1999年10月10日

今日は平田さんと白石かずこさんの詩のボクシングの日、詩のライト級チャンピオン決定戦、平田さんのご好意でチラシを撒かせていただける。
平田さんに出会う前は、詩はあまり好きではなかった。自分が出るわけでもないのに朝からそわそわ落ち着かない、ドキドキ、親のような気分。負けるだろうなー{失礼}と期待を戒めつつ開場へ…・超満員、とてもおもしろかった。そしてなんと平田さんが勝ったのだ、しかも圧勝。白石さんにはちょっときのどくだった、まったく違う詩の戦い、比べられない。かえりに観に行ったメンバーで祝杯。とにかくうれしかった。平田さんはなかなかのくせものだー。尊敬。すばらしー。

 

1999年10月9日

稽古から1週間、まだ、一山も二山もこえなければならないから何ともいえないけど、楽しい、平田さんの言葉に自分受けして笑ってしまい、これは勿論何度も繰り返して飽きてくるだろうから、そこの所が心配。
でも大変失礼で怒られるかもしれないけど、高見さんはちゃんとした立派な演出家なのにちょっとびっくり、こんなに才能のある人とは思わなかった。(すみません)役者としての高見さんはいいなーと思っていたが、かもねぎショットがどういうやり方しているのか知らなかったから。
たぶん高見さんのアドバイスで山は乗り越えていけると思う。
きょうは、高見さんとタイニィ・アリスの小屋をみせてもらう約束で11じ半に劇場前で待ち合わせ。
建て込み前の話だったが、実際は半分始まっていて、空の舞台ではなかった。
さすが演出家いろいろ観ていらした。空間から想像するタイプとのこと。なんだかたのもしく見えた。
アリスのプロデゥーサーの鳳さんがちょうどいらしゃったので空の時をみせて下さいとお願いし、10月26日にお約束できよかった。なかなかまったくの空は無いそうでひとまずラッキー。さて10月1日からいよいよスタートです。

 

1999年9月20日

 初めての顔合わせの日、平田さんも高見さんも皆さんお忙しいので、なかなか日にち決められなくて、やっとこの日を迎える。
楽しみ半分、恐ろしさ十分の稽古いよいよ始まるのかと思うとドキドキです。
高見さんはかもねぎショットの公演が8月末まであったので、すごく忙しくてほとんどEメールでやりとりしていた。ぜんぜん知らない人(もちろん名前とか2度くらいは今度のことでお会いしてる)なのにすっかり何年も付き合っているような感じだったけど、本当はお互いなにも知らないのだから…・。
1時45分に西馬込の駅に待ち合わせ。えーとケーキを買って(お酒弱いらしい)すこし早めに着いた。20分も前に着いてしまった。車、駅の前に止め失礼のないよう、あと弘中さんは舞台と楽屋で挨拶しただけなので解らなかったらどうしょう。高見さんも2度会ったのと、楽屋挨拶だけだし、まちがえたらどうしょう。
でも2人ともすぐわかった。もち、平田さん大崎さんはよーくよーく知っている。
稽古場無かったのでアテイアスの事務所で、高見さんがキャスティングを発表し、とりあえず棒読みでもなんでも一度声にだして読んでみた。
目で読むのと違いちょっとなあーと思っていたところも大丈夫のような気がした。とても楽しかった。でも言葉がたくさんあるので、読み終わったら口がくたびれたーー。
事情でなかなかきまらなくて、最終的弘中さんになったのだけどものすごく良かったと思った。おばさん2人に、若いそれも少女ぽい弘中さんそしてすごく素直な感じのよい芝居をする役者さん。大正解。とてもうれしい。
なんだかおもしろくなりそうな予感。がんばるーー。

 

1999年7月16日(晴れ)

今日チラシの最終打ち合わせにプランニング・ヴィに伺った。これでチラシが出来る。
やっとこさかかって全部(稽古場がまだ半分くらい決まってないけど)決まりました。うれしーーい。
「血まみれのんちゃん」の時は演出がなかなか決まらなくて大変だったけど、今度は出演者が決まらなくて…・。いろいろな事があってホームページに載せられなくて今日まできた。
 今回は5月24日にはすべて決まっていた。もうバッチリ。その時はまだ台本の3分の一しか出来てなかったのだけれど、今回はスバラーシイと思っていたが、どうすることも出来ないことで、出演予定だったSさんが出演出来なくなった。
それから一月半、台本が上がってきたのがまた難航に拍車をかける。すごくおもしろいけど、さらに役者選びに大変になった。おもしろいけどむずかしい。
今回演出を快く引き受けてくださった高見さんの紹介で、ラッパ屋の弘中麻紀さんが快諾してくださり今日の日を迎えることが出来、まずはめでたーーい。すごく楽しみ。
わたしは24日から約1ヶ月イギリスに行くことになっているので、決まらなかったらどーしょうと思っていたのでホットしてます。
 今度のチラシをやってくださるプランニング・ヴィのアカウント・エグゼクティブの高橋さんはSCOTの女優だった人で、高見さんが紹介してくださった。チラシがとても良くて、すごくうれしい。乞うご期待
 ぴあでチkット8月1日発売です。チラシもおいおい出まわるのでよろしくお願いします。 
                (佐藤)

 

1999年1月1日

あけましておめでとうございます。
Kプラスのホームページの更新ご無沙汰してしまいごめんなさい。
今年は11月25日〜30日にタイニィ・アリスで平田俊子さんの新作『開運ラジオ』を上演することになりました。この題とても気に入りました。書いて頂けるとうかがいとても嬉しかったです。どんなのになるか乞うご期待。
『血まみれのんちゃん』もあとからああそうだったのかとかいろいろ悔いも残ることが多々あり、機会をみてもう一回やって見たいと思っています。平田さんの本はなかなか手ごわいので、今度の本もたぶん大変だと覚悟しつつワクワクしています。
公演のときは是非観にきてください。今年もよろしくお願いいたします。
   ( Kプラス   佐藤和代)

 

 

1998年10月31日

随分間があいてしまいました。もっともあまりこのホームページ見ていないとおもので、影響はないのが寂しい。
先日太田省吾の世界(やじるし)Uフィールドをみてきた。平田オリザの新版小町風伝はまったく別のものだというのと、わたしのまわりで観た人の話で不評だった ので観にいかなかった。あらためて客観的に、転形劇場の仕事をみつめたのが自分ではおもしろかった。
 やじるしに関しては不倫の男と女のところまではおもしろかったけれど、そのあと構成的に若い男女がいろんな人生をかいまみたり体験して人間の生をみつめる、 というのが通らなくなって、なんだかわけが解からなくなってしまったようにみえた。場面もうまく流れていないと積み重ねて最後のところにひびく。
彼らが太田さんに深い愛をこめている気持ちはとても良くわかるけれど、あれなら太田さんを超えられない気がする。もっとUフィールドとしての切り口をみたかっ た。
 どうしても自分達がやっていたのですこし辛口になってしまう、言うのは簡単、さて自分のこととなると・・でもKプラスまたやりますよ。もう何回やれるか解から ないのだから、力入れてやるのでよろしくお願いします。

 

 

1998年10月5日

10月は本当に芝居が多く上演される。あまり観ないほうなのだが知り合いがでるのでもう2本観た。このあと平田さんの『空室』がすぐある。
そしてUフィールド、あと『小町』も観てみたいけどなにせ湘南台は遠い。Kプラスなるものを始めちゃったので付き合いも大事にしなくちゃならないのでシンドイところもある。
『水の駅』の感想は、『水の駅』のフレームに『風(地)の駅』の内容という感じ、太田さんのやってきたことが良く解かる構成でシンプルで基本的には良いと思った。
太田さんなりにがんばったんだと思う、うまくいってない所は何度もやっていけばこなれてくるでしょう。きっと何度もこれから再演していくと思う。
でもわたしはドキドキしなかった。なんか柵のなかにおさまっている感じがして、パワーが感じられなかった。刺激は受けなかった。太田さんの偉大な世界をみせてもらったと言う感じかな。(佐藤)

 


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